リンクステーションを省電力な24時間稼動サーバに

ンクステーション
電力 続稼動サーバ

2011年、原発問題は国家的な課題で
各地の電力不足停電が懸念されます。
発電のために高い燃料を国外から買わ
ざる得ない厳しい状況です。
省電力サーバは節電の側面から社会に
貢献もできるかもしれません。


現時点での成果      (簡単インストール編は→こちら)
TYPE MHz Mb 2.6.16 2.6.22 2.6.31 l 2.6.16 2.6.22 2.6.31 2.6.39
LS-GL 400 128
LS-CL 400 128
LS-SL 400 128
LS-WSGL 400 128
LS-VL 1600 256
は標準カーネル(micon可) は公開ソースをコンパイル(micon可)
はkernel.orgソース(micon不可) ※miconは電源やファン機能を管理
はじめに

昨今、雑誌やネットの情報が増えたことによりレンタルサーバのようなキツイ制約のない自宅PCサーバを構築する方も増えています。
が実際に利用する機能、総時間のわりにオーバースペックな場面が多いのでは・・・
これは心理的側面が少なからず影響していると思います。

スペックが高いのは低いのよりもちろん安心できるのは理解できます。
SOHOなど大事な仕事で利用するときは逆にスペックに余裕を持たせるのはリスクの軽減として常識です。

ですが個人的に使用するときは自分でリソースの使い道を決めれる趣味の世界。
日曜大工の精神つまり弄ること自体も楽しみに入っていると思います。
その弄(もてあそ)ぶという行為でPCスキルの向上になれば一石二鳥。

もちろん他にも大きなメリットもあります。

その1 節電効果
・節電効果があるといわれる電源80W〜150Wのマシン利用時(通常使用電力が50W〜100Wとすると)、比較して24時間x30日で月に800〜1600円節約になります。
・6/24現在、暑い日に東京電力の電力余力9%まで下がったそうです。今年の夏の電力不足は深刻です。
・原発に頼った発電に起因しているので今年だけでなく慢性的な電力不足と今までにない高いニーズが予想されます。
・東京大学の研究用サーバは稼働時間の調整で3割消費電力削減するそうです。

その2 発熱量の低減
・発熱量も何分の一にも減らせ、熱によるチップの損耗、破損の危険性を低くできます。
・自作サーバの経験のある方なら必ず頭を悩ませる熱対策。夏にはとくに低発熱は重要です。
・企業サーバのように24時間空調を利かせるのは自宅では現実的ではなく、エアコンは家庭の全電力消費の1/4という電気食い。
・IBMの企業向けサーバにも2.5インチHDD版が販売される時代。あえて2.5インチ内蔵HDDに差し替えることでさらなる低電力を実現。

そして他のデバイスに頼っていた機能をサーバに集約することで効率化も図れます。
動画や写真のダウンロードやメールチェックのためだけにPCの電源を入れる必要をなくなれば、ついつけっぱなしでスクリーンセイバーがずっと起動なんて場面も減らせると考えています。

このページではスペックへの安心はお金をかけず、あえて知恵と手法でカバーしたいと思います。
(一例ではオーバーフローする前に機能を制限する、メールで知らせるなど)。


節電の観点から、いままでサーバに縁の無かった方も対象にしたいのでなるべく説明も平易にしてゆきたいと考えています。
そして初心者の方はできれば、文章を飛ばさずに読んで大まかな流れをつかんでいってもらいたいです。
自分の手でやっているという実感しながら楽しんでもらえたらと思います。
各用語の詳細な説明ページへのリンクをところどころに付けてあるので、必要に応じて参照してください。
当方若輩のため、閲覧していただいた方々からの各意見や専門的考察などをいただければ幸いです。
リンクなどのご相談も気軽にメールいただければうれしいです。

LS-GL
01. LS-GLとは 02. 電源を入れる 03. 分解する 04. シリアルコンソール
05. telnetの設定 06. ログインする 07. 基本情報をみる 08. 起動時のシェル
09. さらに追う 10. コンパイル 11. MACHINE ID 12. マウントできない
13. .config 14. 仕切りなおし
Fedora
01. Fedoraとは 02. 入手 03. 起動する 04. カーネルモジュール
05. 設定 06. ログイン 07. LS-CL 08. LS-CL設定
09. yum
LS-VL
01. LS-VL 02. 試行錯誤 03. 改造defconfig 04. マイコン仕様書
05. miconapl 06. ライブラリ追加 07. ライブラリ追加2 08. 標準カーネルで試行
09. kernelmon 10. libsys.sh 11. USB認識 12. まとめ
LS-SL
01. LS-SLとは 02. コンパイル(1) 03. コンパイル(2) 04. コンパイル(3)
05. コンパイル(4) 06. コンパイル(5) 07. コンパイル(6) 08. コンパイル(7)
09. コンパイル(8)
Gentoo
01. インストール 02. 設定 03. emerge初期設定 04. keyword設定
05. バージョン変更 06. LS-VL
Ubuntu
01. debootstrap 02. qemu 03. インストール開始 04. ロケール設定
05. openssh-server 06. ログイン
Debian
01. debootstrap 02. qemu 03. インストール開始 04. openssh-server
05. ログイン

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